【美輪明宏】NHKのスタッフの優秀さについて語る
NHKは、わたくしも子どもの番組で今年一年間ずーっとお天道様の役で出て、みわさんという太陽の役なんです。夜は三谷幸喜さんの『真田丸』も大宣伝して、まぁ好調のようですけど。
でもまぁ、わたくし感心するのは、大坂夏の陣、冬の陣にお、それだけ何十回、何百回、どれだけ演劇とか映画とかドラマとか上演されてきたのか。数えてみたら、数えてみたら膨大な数になるんじゃないでしょうかね。
それが、その時その時の流行りのスターでリフレッシュされるという感じになるんでしょうかね。
いずれにせよNHKは優秀なんですよ、スタッフが。わたくし、おとといもNHKに行ってきたんですけど、まぁとにかく美術から何やら、プロデューサー、ディレクター、企画する人たちから、本当に優秀ですよね。その中に、優秀なだけじゃなく、ユーモアがあるんですよ。
こういう人たちが番組を作るって言うのは、だから、健康的でありながら面白いもの作るんだなぁって、そう思いましたよ。ちょっとお世辞が過ぎましたかしら。
TBSラジオ『美輪明宏 薔薇色の日曜日』2016年5月8日放送分より