読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

美輪明宏ラジオの名言

美輪明宏の発言まとめ

【美輪明宏】シャンソン、『パパと踊ろうよ』について

f:id:motsurima:20170322045556p:plain

シャンソンと言いますと、私たちの年代では当たり前で、音楽のひとつのジャンルなんですけども、若い方はシャンソンというのはフランスの歌だということもご存じないし、シャンソンという言葉も聞いたことが無いし、また歌い手や歌をご存じないというのも無理もないと思いますけれども。ぜひこれを機会に、シャンソンというものがどういうものか聞いてみたら、意外とハマっちゃうかもしれませんよ。

 

 

今もクマムシというお笑いの人が「あったかーい」というのを流行らせてるそうでございますけれど、まさにあったかーい歌なんでございますよ。『パパと踊ろうよ』という歌でございます。小さなお子さんが笑い声で参加して出てくるんです。これがまたとってもかわいいんですよね。

 

そしてまたこの曲を歌ってるパパの役の男の人が、本当に深みのある暖かい男らしい、まぁ顔もイケメンだったんですよ。アンドレ・クラヴォーっていう歌い手さんで、本当に深い声なんですけれどもね。1930年代から歌手として活躍して、古き良き時代、一番良い時代で、長い間歌い手として人気を持続した方で、甘い声…甘いというんでしょうか?深くてね、本当に包容力のある歌声ですね。

 

そして顔もなかなかイケメンで若者たちから人気があったんですけども、マダムたちからも大変人気があったんですよ。そのマダムたちからなんて呼ばれてれたかって言うと「プランス」つまり「王子」。「王子様」というニックネームで呼ばれて。日本でも流行りましたよね?「ハンカチ王子」とか「ハニカミ王子」だとか、まぁ八王子とはちょっと違う王子様ですけれども(笑)

 

表現力はとっても暖かくて、これはハートから出てくるものですね、にじみ出てる。だからこの人はハートがとっても愛情深い人だったと思うんですよ。声だけは嘘がつけませんからね。

 色々なシャンソン

シャンソンもいろいろジャンルがありまして「シャンソン・ドゥ・リアリスト」、現実派のシャンソン。「シャンソン・ドゥ・ファンジスト」これはお芝居と歌とが一緒になった、一人ミュージカルのような歌。この「シャンソン・ドゥ・シャロム」というのは魅惑的なシャンソン。シャロムって言うのはチャーミングという意味ですね。声や歌自信が人の気持ちをロマンチックにうっとりさせるような、あったかくさせるような、そういう内容なシャンソンが「シャンソン・ドゥ・シャロム」というんです。それの代表格の男の方でした。

 

この曲の聞き所は、父子家庭じゃないですけど、パパと子どもの歌なんですよ。まぁ、子どもの声って言うのは「キャッキャッキャッ」って言うのは、エネルギーの発散なんで、病人の多いうちとか暗いうちって言うのは、それこそ来てもらって、お菓子で釣って、5.6人家の中を走り回らせると、エネルギーが充満して縁起が良くなるんですよ。ですから子供の声がうるさいとか言ってる人はもったいないことしてるんですよ。

 

このレコードの中でも子供は笑い声として参加してます。親子の情愛って言うのが本当にほほえましく伝わってくる歌でございます。ですから子どもさんにも聞いてほしいですね。

 

TBSラジオ美輪明宏 薔薇色の日曜日」2015年3月放送分より

この記事を気に入った方におすすめのエントリー

miwa.hatenadiary.com

miwa.hatenadiary.com

miwa.hatenadiary.com

miwa.hatenadiary.com

 

スポンサーリンク