【美輪明宏】グロテスクなハロウィンよりもポケモン祭りを希望する
でもお祭りって言うのは素敵ですねえ。最近はみんなお祭りが好きなもんだから、よその国のグロテスクなハロウィンなんてものを(真似して)本当に気持ち悪くて。どんどんあんな格好したり、ガイコツみたいなあんなもの家の中に置いてたら、運が下がっちゃって、どんどん貧乏になって凶悪になって、犯罪の方の道にどんどん進んでいくような。
そしたらガイコツが、ウヒヒヒって喜ぶでしょうね。あんなお祭りなんか持ってくるもんじゃないですよ。
日本はそれこそポケモン祭りだったらまだ良いですけど、可愛くて。
今日はその七五三にちなんでって言うことでもありますけど、小さなお子様たちにもぜひ歌ったり聞いたりしていただきたい。叙情歌をお届けしましょうね。曲は『ふるさと』といううたで、これはみなさまご存じだと思いますけれど、今から約100年前1914年大正3年に発表された歌なんですよ。
わたしも小さいころからずーっと歌ってましたけれども大人の方たちも歌ってほしいですね。明治から大正、昭和初期にかけての作曲家とか作詞家って言うのは、本当に芸術的で、メロディが泉のように湧き出てきて、しかも美しいメロディで。
例えば笛一本、ピアノ一つ、単品の楽器で演奏しても、あっあの曲この曲って全部特徴があって、全部聞いてるだけでも心が和んでくる、そういうメロディでしたね。
ではお届けいたしましょう。ちょっと、わたくしのへたな歌で申し訳ありませんけど、美輪明宏の歌で、『ふるさと』。
【合唱曲】故郷(ふるさと) / 歌詞付き - YouTube
(※歌は美輪さんではありません)
わたくし、美輪明宏の歌でお届けいたしました『ふるさと』でした。
TBSラジオ『美輪明宏 薔薇色の日曜日』2016年10月9日放送分より