【美輪明宏】舞台『愛の讃歌エディット・ピアフ物語』について語る
さて私は現在、今月31日土曜日から初台にございます新国立劇場で始まる舞台『愛の讃歌エディット・ピアフ物語』の準備で大忙しなんでございます。今日も稽古場で収録を行っておりますんです。どんな舞台かと言いますと、『愛の賛歌』で知られる歌手エディット・ピアフの波乱万丈の人生を描いたものです。(※公演は既に終了しております)
彼女は恋多き女でしたけれども、その中でも愛する人は二人だけだったんです。1人はボクサーで世界チャンピオンのマルセル・セルダンという男性に愛を捧げました。『愛の讃歌』というのは彼女が彼に捧げて作った曲なんです。それで内容が無償の愛なんです。恋じゃないんですね。
そして今度は彼女はなくなる前に、21歳も年下のテオ・サラポという美容師をやっているギリシャ移民の青年がいまして、彼女は有名な言葉を残したんです。「私が本当に心から愛したのはマルセル・セルダンです。ただし私がずっと待ち続けていた男はテオ・サラポです」という風に言ってるんです。まぁそれがこれ、ほんとの純愛物語。愛するってこういうことなのかとご理解いただけるような芝居になっております。
期待に応えて再演
4年ぶりの再演なんです。この間、「4年前の舞台をもう一度見たい」って言うかたのお手紙や励ましの方ばがたくさん参ってまして、それにお答えするつもりで、もう二度と上演できないなぁと思ってたんですけど、そういう言葉に動かされまして、上演することになりました。
では、この後その舞台から私の演じるピアフの恋人、先ほど申しました拳闘選手マルセルセルダンの役を演じる樋口隆則さんを招きしてますんで、色々とお話を頂きたいと思っております。
ではどうぞお楽しみに
【美輪明宏『薔薇色の日曜日』2018年3月25日放送分】