美輪明宏ラジオの名言

美輪明宏の発言まとめ

【美輪明宏】紫が好きな理由と不思議な体質について

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今日、先ほどからお話しておりましたアール・ヌーヴォー。ファッションの分野でもそういうのが流行りました。

 

と申しますのは、明治からクライマックスを迎えたのが「ぼかし」ですね。ぼかしっていうのは同系色でずーっとぼかすって言うのもありますけども、多色を使って境界線が分からないぐらいに、夕焼けみたいにいろんな色が、青であるとか赤であるとか、ピンクやグリーンとか金色、銀色、そういうものが混ざり合う。光の当て加減で色がふわーっふわーっといろんな色に変わっていくんですね。

 

タマムシっていう虫がおりまして、その虫の体とか翅とか、玉虫色って言いまして、いろんな色に変わるんですね。ここと思えば、またあちら。ブルーだと思っていたらいつの間にかピンクになってたり。こういうのが玉虫色とか言うんですね。

 

私が好きな色はたくさんありますけど、紫色って言うのも好きなのは、青と赤とミックスすると紫色が出来上がるんですね。青というの理性、知性の色なんですね。それで赤というのは情熱とか情念とかいう色でございまして、その両方をうまく混ぜ合わせたのが紫で、これは魔を払う色というふうに言われてます。観無量寿経というお経の中に「まさに観世音菩薩を感ずべし、身は紫金色なり」。つまり観音様の肌の色は、紫金色。紫の金色だってことが書いてあるんですね。

 

私不思議なことに、手のひらから、毛穴の中からいろんな色の、本当に小さな粉のような、そういうものがよく出て、太陽の明かりの下だとキラキラ光ってそれがついたり消えたりするんですね。太陽の明かりでないと見えないんですよね。

 

どなたかそういう方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報いただきたいと思います。

 

紫の履歴書

紫の履歴書

 

 

 

TBSラジオ『薔薇色の日曜日』2016年2月14日放送分より

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