【美輪明宏】女性ばかりの職場で男性はどうふるまうべきか、という相談に答える
人事異動は、自分の希望通りになるとは限りません。そのため戸惑ったり、この先うまくやっていけるか不安になる方も多いかと思います。特に異性ばかりの職場に異動になった時はいっそう不安なのではないでしょうか。
今回はそんな、女性だらけの職場に移動して不安だという男性の相談に美輪明宏さんが答えます。
女性ばかりの職場で男性はどうふるまうべきか?
ごきげんよう。美輪明宏がお送りします『薔薇色の日曜日』(2015年10月13日放送)の時間でございます。
それでは、今日はまず皆様から寄せられましたお便りについてご紹介させていただきます。これは珍しく、久しぶりで、男の方からでいらっしゃいますね。えーと、「青い背広」さんというシャレたお名前の方でございますね。♪青い背広で 心も軽く~って古賀政男さんの歌が昔ありましたね。『青い背広』いまは黒い背広ですからね、葬式背広ですね、嫌ですねぇ、アレは。
(スーツの色に関しては以下の記事をご覧ください)
まぁそれは別にしまして、読ませていただきます。
美輪さん、いつも教養ある文化的なお話をありがとうございます。
えぇ教養はわたくし無いんですけどね、凶暴あるのみでございます(笑)
文化的な相談でなくて恐縮ですが、わたくしはこの度、会社の人事で女性ばかりの部署に異動しました。正直うまくやっていけるか不安です。女性の集団の中で男はどうふるまったら良いか。美輪さんのお知恵を拝借できれば幸いです。
これは、簡単です。女性とか男性とか意識しない方が良いです、人間ですから。女性も人間ですし、男性も人間です。
男性でも嫉妬深かったり、お互いに悪口言ったり、足の引っ張り合い。これはもう女性より男性の方が酷いですからね。スポーツマンの世界でも、芸術の世界でも、科学者の世界でも、お医者さんの世界でも、政治家でも。
男同士の世界って言ったら、こりゃあもう、権謀術数、陰険だし大変ですよ。一番それに振り回されないようにするには、人間って言うふうに、それを基準にお考えになればよいと思いますね。
ですから、男らしくしようとか、男だからこうしようとか、女の人だからどう対処すればいいかとか、そういうものを世間の人はお間違えになってらっしゃいますね。
ですから子供でも年配の方でも、そして少年でも少年でも少女でもみんな同じ人間出すから。だから人間としてどうあるべきかってことを考えて、対処していただければ間違いないと思いますね。
まとめ
というわけで、「女性の集団の中で、男性がどうふるまったらいいか」の美輪さん流の答えは、男性とか女性とか意識せずに付き合え、ということでした。
一般的に、女性は嫉妬深いということがよく言われますが、美輪さんに言わせれば、男性の世界の方が、足の引っ張りあいなど嫉妬深い部分が多く見られるとのことです。それを考えれば特に女性だということを意識してふるまう必要が無い、というのが美輪さんの考えです。男性の皆様はぜひ参考になさってみてはいかがでしょうか。
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