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【美輪明宏】恋愛の定義について語る

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今日は愛についてお話しさせていただきます。

 

そもそもて愛っていうのは、よく「愛してるよ」とか簡単に皆さん口になさいますけども。じゃあ愛ってね、どういう物なのかということを分析してらっしゃる方あまり少ないようなんです。

 

 

で、恋愛と言いますでしょ?だからなぜ恋が先で愛が後で昔から私は不思議だったんですね。今年でとうとう二十歳になりましたけれど、このハタチの人生でずっと分析して経験し

やっとわかったんですね。やっぱりね恋が自分本位で、愛は相手本位で、それで恋愛て言うんだって。

 恋と愛の違い

恋っていうのは自分本位、自分の欲望。つまり性欲とか、あのひとに抱かれたいとか離れたくないとか、私だけのものにしていたい、一日中くっついていたい。

 

それで待ち合わせなんかしていて、ちょっとでも遅れると「ほかの人と浮気してるんじゃないかしら」とか「私を待たせるなんて失礼ね。着たら怒鳴りつけてやる」とか「ひっぱたいてやる」とか。とにかく待たされている自分のほうが大事で相手のことを考えない。

 

プライドや何かそっちの方が大事で、怒りになる。

 

だけどこれが恋から始まって愛までいきますと、待たされている自分よりも相手のことが気になって、「あれ、仕事や何かで来られないのに、無理させて来させたんじゃないかしら」とか「悪いことしちゃった。だったら来なくても良かったのに」って相手のことばかり気遣って「ずいぶん待った?」って言われたら「今来たばかりだからいいのよ。待ってないの」って嘘をついて買い物に出かける。

 

そして恋の時には「これを着たら、あの人に可愛いって言われるな、綺麗だって言われるな」と。ところが愛に入ると自分のもの買いに行ったはずなのに相手に似合いそうなものとか相手に帰ってあげたいなとか、そちらの方にばっかり目がいって、自分の物は買わないで予算的に相手のものだけ買って帰っちゃうとか。つまり相手本位に地球が回っている。

 

それが愛なんですね。

 

自分本位になったり相手本位になったり揺れ動いてる最中が恋愛中という事ですよね。

そこいら辺でね自分が愛してるのか恋してるのか、っていうことを、当てはめてお考えになると自分がどっち側の人間かお分かりになると思いますね。

 

それではその愛の歌、世界最高に愛を表現した歌。エディット・ピアフの作詞でマルグリット・モノ―の作曲で『愛の讃歌』ですね。

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