美輪明宏ラジオの名言

美輪明宏の発言まとめ

【美輪明宏】初めてカップ麵を食べた時の思い出について語る

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今日はカップヌードルカップヌードルを開発した安藤百福さんという方がいらっしゃいますけど、この方のお誕生日なんだそうでございます。発明王なんですね。

 

 

日本人っていうのは、何でも一つのものを大事にするという伝統もございますけど、よその国と違うのは、それをもっと進化させよう進化させようとすることですね。カップヌードルもそうですけど、日本語自体もそうでしょう?中国から漢字が入ってきまして、今度はそこからひらがなやカタカナを編み出して、まぁとにかく着るものなんかもみんなそうですよね。

 

しかもカップヌードルまでも進化しちゃって、ヘタな一流のホテルや、古いのれんの一流のお店よりも、サンドイッチにしてもカップ麺にしても、常に会議を開いて、より良くより良く、ユーザからのアンケートを見て「もっとこうしてほしい」という要望があるから「じゃあ、こうしましょう」って常に前進を図って、進化してるんですね。

 

ですからサンドイッチにしても、アボカドとえびのサンドイッチなんて、よくコンビニで売ってるところもあるんですけど、とっても美味しいですし、いろんなお野菜にしても新鮮でパリパリしてるし。ホテルのサンドイッチっていうのはよほどのところでないとマズいんですよね。昔ながらの味を守り続けてて、こんな戦時中の味なんてどうでもいいんですよ。

 

カップヌードルと言えば新宿で、もう40、50年前ですかね?寺山修司さんがアングラを日本に定着させたいって言うんで手伝ってくれって言うんで一緒に劇団を、私も請われて手伝いまして、稽古の場所が貧乏劇団で無かったんで、私がいたマンションの下ががらんと空いてまして、借り手が無かったもんですから、そこを大家さんに私が話をつけて、そして稽古場に使わせていただいて。

 

食べるものもみなさんあまり豊かでなかったでしょ?そうかと言って私1人で美味しいもの食べるわけにいかないから、じゃあみんなでということで。それでカップヌードルがちょうど出たての頃だったと思いますよ。でも結構おいしかったんでびっくりしましたね。

 

初めは「何だこれ、得体のしれない」「まぁこれは如何に」と思ってて、死んだ気になって食べたんですよね。そしたらとっても美味しかったんで、寺山さんは病みつきになってカップヌードルばかりを召し上がるようになってましたね。

 

いまはちゃんぽんのカップヌードルまであるんですね。私は両方とも、時々いただくんですよ。日本のメーカーの方って、そこのメーカーの方も、何業の方も本当に頭が下がりますね。

 

TBSラジオ美輪明宏 薔薇色の日曜日」2017年3月5日放送分より

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